高知県の高知市内で生活をしていた筆者です。
近年では、地方で暮らすと生活コストが下がる・下がらない、と、そんな話題があがっていました。
地方で暮らしている身として少し意見があります。
ハッキリと言います。
地方で暮らしていても、生活コストが下がることは一切ありません。
地方に住み移って、生活コストが下がったと言っている方は、単に質素な生活を送るようになっただけだと考えられます。
安くなるのは家賃くらい
東京と高知で価格に大きく差が出るのは、恐らく家賃くらいだと言えます。
それ以外で日常に置いて購入するもの、支払うもので大きく価格差が出ることは、あまりないでしょう。
高知で生活をしていて、ものが安く買えるなら今の時代、高知にネット通販の会社が数多く増えてきているかと思います。
高知には大企業となるヤマダ電機・ケーズ電機、洋服店ではGU、しまむら、ユニクロがあり、飲食店でいうとすき家、吉野家、ガストがあるので、日常生活で購入する家電や生活消耗品などの値段は恐らく都会とあまり変わりはないでしょう。
そのため、東京と比較して、値段が安くなるのはせいぜい家賃くらいだと考えます。
というか東京及び関東は家賃がとても高いので、
「東京と比較すると高知が安い」
ではなく、
「全国的に関東地方が家賃は高い」
と言った方が正解なのかもしれません。
なので、東京にて生活を送っている人は高知で暮らさなくても大阪や愛知に移住すれば、恐らく家賃が下がります。
地方への引越しは選択肢の範囲が狭い
地方と都会に差があるとしたら、ものが「あるかないか」、「多いか少ないか」ではないでしょうか。
都会には教育施設や公共施設が多く、地方は少なめとなっています。
都会には新幹線が通っていますが、高知にはありません。
数多くのものが溢れる東京では、多種多様なものの中から目当てのものを比較的選ぶことが可能です。
学校で例えたら分かりやすいのではないでしょうか。
東京には医学部のある大学は複数存在します。
しかし、高知には高知大学しか存在しません。
高校や専門学校も東京にあって、高知にない科目が数多くあります。
社会人となった私達が近くの学校に希望する科目がなくて困る、といった事はないですが、子どもは別です。
地方に住んでいると、狭まった選択肢の中からでしか選ぶことは不可能です。
息子が、娘が東京にある大学を望んだ場合、「高知の方が生活コストがかからないし、高知にある学校を選んで」、あるいは大学に行くのを反対する方はいないかと思います。
新しい暮らし方として注目を集めているシェアハウス。ここ数年で利用者も大幅に増えてきています。
その中でも今回注目したのが、女性専用のシェアハウス。
まず、メリットの1つとして、男女関係でもめる事がありません。
女性専用シェアハウスなら、男女関係のいざこざがないので、自分らしい生活をキープできます。
また、新しい友達が出来るというメリットもあります。
女性専用シェアハウスは、20〜30代の人が多いので、友達作りにも最適です。
家賃の値段だけでなく、立地や住んでいる人たちとの相性など、事前に調べておくことが大事になってきます。